初期研修の2年間を終了したあと、脳循環研究室に興味がある方は、まず第二内科入局の上、研究室へ入研してもらっています。入研は随時可能ですが、翌年度の人事が固まるのが1月ごろになります。入研後は、研究室の方針に従ってその後の配属先が決定します。脳卒中臨床に興味はあるが、もう少し内科全般を勉強したいという研修医がいれば、第二内科関連病院での内科総合研修(1-2年)の紹介を行い、その後入局を受け入れる形もとっています。

 

 

入研後、概ね3年(2-4年間)の臨床修練を急性期関連病院で行ってもらっています。近年,脳卒中内科臨床で学ぶべきことは格段に増えてきていますが、関連施設で3年間の修練を積めば、一通りのことができるようになるよう配属先を配慮しています。
1)急性期脳(血管)障害患者の診察・内科管理
2)超音波診断学の習得
頸部血管、経頭蓋脳血管、経食道、下肢静脈など当科がカバーしている範囲は広く、全身心血管超音波検査のエキスパートとなっております。後期研修終了後、概ね5−6年目くらいから、各人の将来構想を考慮しながら、以下のような進路を一緒に考えていきます。
1) 大学院(研究室内臨床系および基礎系)
2) 久山町研究室での疫学研究
3) 国立循環器病センターなどへの国内留学
4) 脳血管内治療専門医取得へ向けたトレーニング(九州医療センター、小倉記念)
5) リハビリテーション関連施設での研修
6) 地域医療の継続 など
脳卒中内科診療を行っている教室で、これだけバラエティーに富む方向性を有する教室は全国的にみても類をみないと思います。
当研究室では、最低限、内科認定医と脳卒中専門医の習得を目指してもらっています。また、同時に学位が習得できるように研究歴と論文作成を研究室としてサポートしています。現在、医療の地域格差、地域医療の崩壊が大きな問題となっています。
地域医療では、高齢者医療を避けて通ることはできず、脳血管障害を含めた生活習慣病のマネージメントが可能な医師の需要が急増しています。将来、地域医療への貢献を考えている方は、是非当科でのトレーニングを検討されることをお勧めします。中途からの入局なども相談に乗ります。

 

 

森 真由美 平成18年入研 新吉塚病院 リハビリテーション科
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金澤 有華   平成20年入研 九州労災病院 脳血管内科
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三本木 良紀 平成20年入研 国立病院機構九州医療センター脳血管内治療科
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清原 卓也 平成21年入研 九州大学医学研究院 生体制御学講座 生化学分野
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